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2023.02.18

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。

 
障害の疑似体験イベントについて、モヤモヤするところがあり、モヤモヤの正体を考えてみました。
 
たとえば、目隠しをして白状を使って道を歩き、視覚障害のある人の疑似体験は昔から行われてきました。
 
歩いてみると、頼りにしていた点字ブロックに自転車が停めてあったり、店先の水が入ったバケツにぶつかって水をぶちまけてしまったりすることがあります。この体験からわかるのは、点字ブロックにものを置いたり、水に入ったバケツを人が通るところに置いたりしては、視覚障害にある人にとって危険ということです。
 
でも、これで、視覚障害のある人のことをわかった気になってほしくないと思うのです。
 
相手が視覚障害とわかると、タクシーを遠回りされたり、おつりがスロットマシーンのコインだったりして味わう屈辱は、疑似体験ではわかりません。性的被害にあいやすいのも視覚障害の人です。これも体験できません。
 

疑似体験イベントがいけないというのではありません。1時間程度の体験でわかったつもりになってしまうことにモヤモヤとするのです。本当に障害にある人の立場を体験したいなら、1ヶ月、いや半年ずっとその状態を体験してみてほしい。1時間程度の体験ではわからなかったことを感じられるようになると思います。
 
たまたま、私が以前取材した視覚障害の女性の話になりましたが、他の障害でも同じでしょうね。障害のある人は、そうでない人に比べて人の悪意に出くわす機会が多いのが現実です。でも、これも体験できないわけです。逆説的ですが、疑似体験イベントでわかるのは、体験できないことがたくさんあるということかもしれませんね。
 

 
 

トビラコ店主

 

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小学館子育てサイトHugKumでtobiracoの商品が紹介されました。

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