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2023.02.26

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。


 

放課後等デイサービス(放デイ)と学童保育(学童)が混同されているケースは、まだまだあるように思います。
 
放課後、子どもを預かるという点では似ていますからね。実際、放デイでアルバイトをしている方が「子どもに障害があるように見えないんですよ」と言いながら「支援」の必要性を感じないというのを聞いてちょっと驚きました。話を聞いてみると、その方は放デイと学童の違いを理解していないことに気づきました。
 
放デイと学童のいちばんの違いは、前者は障害のある子の支援(最近は後方支援と言われますが)をする場であり、後者は障害のある子を対象にしていないことです。学童も子どもを預かるだけではなく、子どもの育ちに熱心なところもあります。でも、障害児に特化してるわけではありません。
 
障害児に特化した支援をする以上、その子の障害の特性と支援の知識が必要ですし、その子を取り巻く環境についても配慮しなくてはなりません。学校や家庭、地域との連携や保護者の相談にのるのも支援のひとつです。
 
そして何より学童と違うのは、支援員がその子の支援計画を立てて定期的に見直すことです。漠然とした支援ではなく、その子をよく観察して、その子にとって何が最善なのかを常に考えて実践することが支援となるわけです。
 
子どもたちを遊ばせているだけのように見えて、実は支援員の頭の中には意図があるはずです。コミュニケーションを図ることであったり、ゲームのルールを覚えることであったり。
 
運動療育なら体幹を鍛えるためにバランスボールを使ったり、大型ブランコを使ったり。
 
学習の支援であれば、勉強を教えるのではなく、その子の学習しやすい環境を用意します。例えば、眼球運動をしてからドリルに取り組んだり、その子が取り組みやすい特別仕様の教材を用意したり。
 
運動させるだけなら体操教室と変わりません。学習を教えるだけなら学習塾です。
 
放課後等デイサービスは、その子の障害の特性に合わせたプログラムを考えてくれるところです。

厚労省の放課後等デイサービスガイドラインをご一読いただくと、良いかもしれません。

 

ガイドラインには、放デイの役割は子どもにとっての最善の利益の保障であり、それは一人ひとりの子供の状況にあわせた発達支援、と書かれています。ちょっと長いですが、放課後等デイサービスガイドラインを斜め読みでも良いのでしていただくと、改めて放デイの役割を理解できるようになると思います。

 
 
 

トビラコ店主

 

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小学館子育てサイトHugKumでtobiracoの商品が紹介されました。

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