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2023.03.06

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。


 

感覚過敏がこのところ注目され、NHKの番組でも取り上げられるようです。
 
感覚過敏には、「触覚過敏」「聴覚過敏」「味覚過敏」「視覚過敏」「嗅覚過敏」などがあります。要は五感の過敏ですね。
 
これまで出会った感覚過敏の子(人)は、五感のどれかひとつだけというのではなく、重複しているように思います。
 
「触覚過敏」と「聴覚過敏」と両方持ち合わせているというように。そして、感覚過敏は、圧倒的に自閉症が多いですね。
 
感覚は本人にしかわかりません。伝えてくれて初めてわかるのですが、発語がない子の場合、どのようにして周りの人間が気づくかです。
 
発語のない妹の場合、私は妹を撮影した動画を見て気づきました。
 
妹は、椅子を引く音や食器棚に食器を出し入れするときの食器同士がぶつかる音がすると、体をビクッとさせたり、目をぎゅっとつむったりしていました。ああ、これは聴覚過敏だなと、仕入れたばかりの知識をあてはまることができました。
 
あるとき、地下鉄のコンコースを妹と歩いていたら、少し先が工事中でした。ドリルで穴を開ける爆音が聞こえてくると、妹は体を硬くして、(ここから先は行かない)、(別の道を通りたい)とばかりに私の手を強く引っ張りました。
 
でもその別の道を通るとさらに爆音の近くに行くことになります。そこで、私は小柄な妹を抱き抱えるようにして、一番近い出口から地上に出ました。妹は心底ホッとした顔になりました。その顔も動画に撮りました。
 
いつもと違う道を通るのを嫌がる妹ですが、この時ばかりは道が違うことよりも爆音から逃れることを選びました。それほど、爆音が嫌だったのです。恐怖だったかもしれません。
 
もし、妹が聴覚過敏であることを知らなかったら、私は「大丈夫だよ」と言って、爆音の横を通ったかもしれません。聴覚過敏という知識があって、本当に良かったと思いました。
 
感覚は主観です。その子が「イヤ」と言ったら、それはその子にとって受け入れ難いことなのです。自分が大丈夫だから、この子も大丈夫と思ってしまうと、子どもは救われません。
 
で、「動画」はおすすめです。特別な日よりも日常を。ご飯を食べている時だったり、遊んでいる時だったり。動画を後から見返すと、気づかなかったことに気づくことがあります。

 
 
 

トビラコ店主

 

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小学館子育てサイトHugKumでtobiracoの商品が紹介されました。

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