~店先で、ちょこっとおしゃべり~
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家族に障害のある子がいると、親も大変ですが、きょうだいもさまざまな思いを抱くことになります。
「さまざまな思い」というのは、家庭によって全然違っていて一言ではいえません。
障害のある子中心の家庭もあれば、障害のある子を阻害するする家庭もあります。
阻害の例として、施設に入所している子が帰宅するときょうだいや父親が外に泊まるという話を聞いたことがあります。冷ややかなものを感じてしまいます。
障害にある子中心の家庭。それはそれで表に出にくい問題を抱えてしまいます。障害のある子もない子も公平に扱っているつもりでも、障害のない子の方はそう感じていないことが多いからです。
でも「公平に扱う」ことが、いいことなのかというと、そうも言い切れないのが難しいところ。「弱きもの」に寄り添うのは、人としてあたりまえです。小さいうちはそう感じられないかもしれません。でも、大人になったときに「ああ、親もたいへんだったんだよな」と思える時期が必ずきます。
で、きょうだいの立場として私の場合、親に望むのは3点だけです。
1)子どもを愚痴聞き役にしないでほしい。
2)2人だけで過ごす時間を作ってほしい。
3)好きな道を選べるようにしてほしい。
私の場合、2)はできていました。でも、1)では結構大変でした。母はオープンに障害のことを話せる人ではなかったので、私が愚痴聞き役になっていましたね。カウンセラーと言ってもいいかもしれません。これは、やはりダメです。
3)は微妙です。弟も妹もいけない大学に私だけやるわけにはいかないと言われました。高校の先生からは強く大学進学を進められたのですが、結局専門学校に行きました。このことは、しばらく親を恨みましたね。でも、時間が解決してくれて今は恨んでいません。
年代によって、環境によって一言で語れない「きょだいのこと」。これが正解というのはないと思います。でも、子どもに障害があってもなくても、親が人としてどう生きているか。親の姿を見て子どもは育つということは間違いないですよね。
今月号の「手をつなぐ」(発行 全国手をつなぐ育成会連合会)http://zen-iku.jpの特集が「きょうだいの思いの向き合う」です。ご関心のある方は、ぜひ。とても深みのある特集でした。
トビラコ店主
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