~店先で、ちょこっとおしゃべり~
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子ども時代に大切にしたいこととして「体験」と「居場所」が挙げられると思います。
障害があるなし関係なく、です。
「体験」について。
「体験格差」がとでもいうべきものは確実にあると思ったのが、教育雑誌の編集者時代。
地方の小さな小学校に、子どもたちの生活習慣と学力の関係を熱心に調査している先生がいました。
もう15年以上も前の話ですが、調査結果には興味深いものがいくつもありました。
その一つが子どもの「体験」についてです。
長期の休みに親と旅行に行く習慣のある子とない子ではあきらかに学力に差がありました。ここで「学力」を持ち出すことはちょっと注意が必要かもしれません。
学力=テストの点というだけではなく、「意欲」「興味」「関心」という面での差と、先生はみていました。
「旅行」に行ける子、行けない子というと、「経済格差」と思われるかもしれません。しかし、先生は、そうはみておらず、「体験格差」とおっしゃっていました。
地方の少人数の小学校のなので、一人ひとりの子の家庭の背景を熟知した上での話です。「体験」を大事にしている家庭の一例として、散歩した先で見かけた珍しい草花や虫などを、図鑑で子どもと調べている家庭を挙げました。やはり、このような家庭に育った子の学力は高いというのです。
なので、何も旅行に行かなくても、近所の散歩、ちょっと遠出してキャンプでも体験です。いやキャンプが大掛かりというならNPO法人でが運営している「遊び場」に出かけるのでもいいですよね。
外に出かけなくも、家庭でのお手伝い、料理、ペットの世話などなど、体験できることはたくさんあります。
もうひとつの「居場所」について。
「居場所」とは、その子が安心して過ごせる場。その子が無理をせずに、その子らしくいられる場所です。最近は「サードプレイス(第3の場所)」として、居場所の大切さが注目されるようになりました。
1)家庭 2)学校 そして3番目の居場所が「サードプレイス」というわけですが、2)の学校に居場所のない子もたくさんいます。
逆に言えば、学校に居場所がなくても大丈夫だよ、という意味で「サードプレイス」があると言ってもいいかもしれません。
学童保育や放課後等デイサービスが居場所になる子もいれば、先ほどふれたNPO法人が運営している「遊び場」が居場所になる子もいます。その子らしくいられる場所があれば良いわけです。
春休みなので、普段体験できないことを体験するのもいいよ、と書くつもりが、思わずちょっと理屈っぽ口なってしまいました。
トビラコ店主
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