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2023.03.26

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。


 
不登校の原因の多くは、学校になじめないことです。
 
でも、そうとばかりもいいきれません。活発で学校になじんでいるように見えた子が、ある日突然、学校に行かなく(行けなく)なるケースもあるそうです。
 
なじんでいるように見えても、じつは無理して合わせていて、ある日「これ以上はムリ!」となるわけです。
 
いわゆる「過剰適応」です。発達障害のなかでも自閉スペクトラム症に多いようです。
 
空気が読めないといわれる自閉スペクトラム症ですが、じつは空気を読みすぎて、つまり過剰適応しすぎて過労でぐったりする子がいます。特に女子が多いようです。
 
女子独特の同調圧力があるからでしょうね。たとえばクラスの女子たちが「かわいいもの好き」だと、男の子が好むキャラクターが好きとは言えなくなってしまいます。本当は好きでもないのに「好き」なふりをして、自分の心とは裏腹な言動と常にとっていると、ある日突然「これ以上はムリ!」になってしまうわけです。
 
それで思い出すのは、優等生だった友だちの話です。彼女はなまじ成績が良いために「優等生」でいることを強いられていたと後から気づきました。
 
その子の家に遊びに行くと、きれいなお母さんがにこやかに応対してくれるのですが、何かの拍子に、その子が「疲れた〜」とため息をつきました。するとお母さんは「ため息」をついたことを咎めたのです。「ため息なんかつかないの!」と。
 
なんだか、子ども心に違和感を覚えました。その時は言語化できなかったのですが、今なら言えます。「お母さん、ため息くらいついてもいいじゃないですか、家なんだから」と。その後、その子が進学校で挫折した話を風の便りに聞きました。
 
成績が良かったので、家族の期待の星でした。今から思えば、彼女は自閉症スペクトラムの傾向はかなり強かったように思います。無理していたんでしょうね。学校では優等生を強いられ、家庭では「疲れた〜」と言えない、ため息もつけないのですから。
 
学校に元気に通っているように見えても、過剰適応してしまっているかもしれない自閉スペクトラムの子。せめて家ではダラ〜として休ませてあげてほしいです。「疲れた〜」と言わせてあげてほしい。
 
一般的にも、過剰適応を強いられるのが今の世の中という気がします。学校のブラック校則もその典型。
 
 

トビラコ店主

 

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小学館子育てサイトHugKumでtobiracoの商品が紹介されました。

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