~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
声かけについて、特別支援学校の先生がどのように考え実践しているのでしょうか。
たまたま、特別支援学校の教師向け研修会の資料を見る機会があって知りました。
とても納得のいくものだったので、こちらでもお伝えしますね。
ペットボトルをゴミ箱に捨ててほしいときの声かけです。
赤ちゃん時代:一緒にポイしようね。
幼児時代:ペットボトルを(ペットボトル専用の)緑のゴミ箱に捨ててきて。
小学生時代:ペットボトル捨ててきて。
上のように、子どもの年齢や理解力よって伝え方を変えています。これが「子どもの実態に応じた」支援であり、声かけというわけです。そのうちに、言われなくても、自分からペットボトル専用にゴミ箱に捨てることができるようになるのでしょうね。
「年齢」を「発達」に置き換えても同じ。
「声かけ」は一律に同じではなく、「実態に応じた」声かけが大事ということを特別支援学校の先生は教えてくれます。
例えば、「時計の長い針が5のところにきたら出かけようね」と声をかけたとしても、出かけるための手順がわからなければ、いくら「時計の針が5にきた」ことがわかっても出かけられません。その前の段階である、着替えの手順やカバンの用意の手順を声かけが必要です。
声かけは、子どもを大人の思い通りに動かすことではなく、声をかけなくてもできるようになることが最終的な目標であり、自立に向けた働きかけでもあります。
特別支援学校でしていることは、「特別なこと」ではなくて、「子どもに合わせる」というごく当たり前のことをしているのです。むしろ子どもに合わせることをせずに、学校に子どもを合わせることをしている一般の学校のやり方に、かなり無理があるのではないでしょうか。
トビラコ店主
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