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2023.05.07

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。


 

連休明けに必ず話題になるのが「不登校」の問題です。
 
長い休みを経て、再び学校へ「戻る」ことへの抵抗でもあります。不登校の理由として見逃されていると思うのが、1)学習面での困難2)感覚の問題です。
 
不登校というと、学校での人間関係(いじめ、教師との関係)が語られがちです。もちろん、それもあるでしょう。でも、特にいじめられているわけでもないのに行き渋るという場合は、1)と2)の可能性も高いと思います。
 
学校で過ごす大半の時間が授業なわけで、授業を理解できない、いくら頑張っても「できる」ようにならない、となると学校が嫌になってしまいます。
 
発達障害がある場合、LD(学習障害)の可能性も考えてみてもいいかもしれません。
 
学習障害を疑ったときに、おすすめしたい本があります。『LD(学習障害)のある子を理解して育てる本』(竹田契一監修 学研プラス 2018)です。
 
これを読むと、覚え方は子どもによって違うことがわかります。でも学校では教え方は一律です。違う教え方をしてもらっていたら、できるようになっていた子が少なくないと思います。
 
本書は、家庭で取り組める学習法がふんだんに書かれています。またLDの診断をしてくれる日本小児神経学会についての記載もあり、こちらも参考になります。
 
もうひとつ。不登校の原因として見逃されがちなのが「感覚の問題」です。昼間の光が眩してくて疲れてしまい、不登校になった子の話を聞いたことがあります。その子は夜間の学校に通うようになったそうです。
 
学校は感覚が過敏な子にとってはとても疲れる場所です。苦手な騒音や匂いに容赦なく囲まれてしまいます。感覚過敏などの問題を抱えている子の場合、担任と相談して配慮してもらう必要があります。
 
たとえば音が気にならない席にしてもらうなど、ちょっとしたことでラクになる場合もあります。感覚過敏は「慣れる」ことはなく、また「我慢」する必要もありません。この点も、先生に理解していただけるようにするといいですね。
 
不登校の原因は、子どもが自分の「居場所」がないと感じることで、居場所がない理由はさまざま。発達障害の特性ゆえの「居場所」のなさについて、もっと語られてもいいのではないかと思います。
 
 
 

トビラコ店主

 

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小学館子育てサイトHugKumでtobiracoの商品が紹介されました。

発達障害の子を応援する「すごい道具ベスト5」入学前にあると便利!子どもが落ち着いたと口コミも


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