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2023.06.05

トビラコへ、ようこそ。

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。


 

「パニック」というと、泣き叫ぶとか、足をドンドンさせるとか、「動的」なイメージがあります。
 
でも実際にはパニックにもいろいろな種類があって「静かなパニック」もあります。
 
・体がうまく動かなくなったり、周りの音や景色が遠ざかっていくような感じがすることがある。
・誰かと一緒にいる ときに、急に目が合わなくなって生返事になったり、怒りっぽくなったりする。
 
このようなパニックも、泣き叫ぶパニックと同じように本人には苦しいのです。

(「発達障害の当事者とまわりの人のための 薬はじめてガイド」から引用させてもらえました)
 
一般的には、泣き叫ぶ系の「動的パニック」がよく知られていますよね。 壁に頭を打ちつけるなども「動的パニック」として、「〜薬はじめてガイド」に出ています。
 
重度知的障害のある妹が、まさにこれ。「壁に頭を打ちつける」「自分の頭を叩く」をすることがあります。自分の気持ちが伝わらなかったことによるパニックです。
 
パニックの原因がわかっている場合はそこから遠ざけるとか、それが難しい場合はじっと通り過ぎるまで見守って、収まったら抱き寄せるなどして落ち着かせるようにしています。
 
たとえば、妹は聴覚過敏なので工事の爆音が聞こえたりすると、パニックになります。歯医者さんで長い間口を開けていなければならない時は、嫌がってパニックになることもあります。歯医者さんは障害に理解も知識もあるので、この程度で動じることはなく、にこやかに見守ってくれます。
 
壁に頭を打ちつける、頭を叩くという行為が、時にパニックではなく「感覚刺激を求めている」といわれることがあります。
 
確かにそういうこともあるかと思います。でも、伝えたいことが伝わらなくてパニックに陥っていることもあります。 感覚刺激を求めていると簡単に片付けずに、何か伝えたいことがあるのかもしれないという目で見ることも必要だと思います。

 
 

トビラコ店主

 

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小学館子育てサイトHugKumでtobiracoの商品が紹介されました。

発達障害の子を応援する「すごい道具ベスト5」入学前にあると便利!子どもが落ち着いたと口コミも


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