トビラコへ、ようこそ。
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
「相手の話を静かに聞きましょう」と言って、静かに聞いてくれない時にどうしたら良いのでしょうか。
「相手が話し終わったら、○○しましょう」という方法があります。
筑波大学附属大塚特別支援学校の佐藤義竹先生の○○○○は「きもち・つたえる・ボード」でした。
「話し終わったらボードを(相手に)見せてあげましょう」と子どもたちに伝えるのです。
きもち・つたえる・ボードには、「すてきだね」「いいね」「なるほど〜」などが書かれています。
相手の話を聞き終わらないと、ボードで反応できません。なので、自ずと「静かに最後まで聞く」ようになるわけです。
直接、「静かにしなさい」というのではなくて「話を聞き終わったら、〇〇する」という「課題」があることで、静かに聞けるようになる。これって、支援ですよね。
支援のプロというのは、道具の使い方が違います。
そういえば、トーキングゲームの開発者、安部博志先生も、子どもたちに静かにしてほしい時には「静かにしなさい」とは言いませんでした。使っていたのはうちわ型のボード。
うちわの片面は「しず」という文字が大きく書かれています。うちわを裏返すとカニのイラストが描かれています。つまり、「しずカニ」というわけです。ざわざわしている子どもたちに、安部先生は「静かにしなさい」ということなく、「しず」と書かれたうちわを高く掲げます。
子どもたちが何だろうと注目したところで、うちわを裏返して「カニ」のイラストを見せます。一瞬、子どもたちの頭の上に「?」が並び、ああ、「しずカニ」だと理解するようになるわけです。
「静かにしなさい」と注意するよりも、ユーモアもあって効果的。そして、いかにも「支援してます」というのではないところが、プロの技です。
トビラコ店主
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小学館子育てサイトHugKumでtobiracoの商品が紹介されました。
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