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障害のある子の「親なき後」を考えるとき、きょうだい児の問題も外せません。
きょうだいが世話をするしないという話ではありません。親なき後も、きょうだいの関係は続くというあたり前のことは前提にしておくべきですよね。
子どもは親のすることを見ています。障害のある子へ親がどのように接していたのかを見ているわけです。
近所の人にオープンにしているかどうか。障害のあるきょうだいをよく外に連れ出しているかどうか。療育へ通わせた話をしているかどうか。福祉制度を上手に使っているかなどなどです。
障害のあるきょうだいを見て、「助ける人になりたい」と医師になった人がいます。逆に入所施設から一時帰宅した妹を嫌って姉と父親はホテルに泊まるという冷ややかな家庭の話を聞いたこともあります。
親なき後に、障害のある子の世話をするかどうかは、きょうだいが決めることですし、親は当てにすべきではないと思います。きょうだいであっても別々の人生を歩むわけですからね。ただ、障害があるがゆえに困ったときに、どう手を差し伸べたらいいのかは、伝えておいてもいいのではないかと思います。
もちろん、ある程度の年齢になってからですが、少なくとも「療育手帳」を見たことも聞いたこともないというのではまずいですよね。福祉制度のこととか、相談窓口のこと、障害者年金のことなどなどあえて話題にしたほうがいいのかなと思います。
助けになる制度や相談窓口があるということは、きょうだいとして知っておいたほうが、親なき後のためにも良いわけです。
親がすべてを抱え込むのではなく、「親あるうち」伝えておくときょうだいとしても安心できます。
できることはするし、できないことしない、と決めるのはきょうだい自身ですが、その「できること」の中には「知っていればできる(た)はず」が含まれます。
トビラコ店主
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