お知らせ一覧

2023.08.25

トビラコへ、ようこそ。

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

 
「みんな違って、みんないい」を金科玉条のごとく教室の壁に大きく書いて貼っていた先生が、実は他の人の実践を認めないという皮肉なことはいくらでもあります。
 
10年余りにわたって学校現場で教師の取材をしてきた元編集者の私がいうのでほんとです。
 
どんなに素晴らしい実践でも合わない子は、少数ながらいます。その子が、別の先生に教わって伸びるということだってあります。だから、絶対の実践はないし、「みんな違って、みんないい」になるのです。
 
でも、テストの平均点が他のクラスより高くなり、書籍も何冊か出してそれなりに評価を受けたりしてしまうと、自分の実践が絶対と思いこみ、自分への批判には聞く耳を持たなくなってしまう先生もいます。
 
あ、先生の悪口を言いたいわけではありません。「みんな違って、みんないい」と言っていたはずの大人が慢心したり油断したりしていると、いつの間にか「みんな違って、みんないい」の精神が色褪せてしまいますよ、と言いたいのです。
 
先日、佐藤義竹先生(筑波大学附属大塚特別支援学校)のセミナー&ワークショップの中で「教員同士もみんな違っていい」を忘れずにとお話しされていました。おそらく、参加者が教員や支援員であったことを意識しての提言だったと思います。
 
「みんな違って、みんないい」は、他の人と比べないからこそ、「みんないい」と言えるわけです。子どもたちに伝えるべきことも「比べない精神」ではないでしょうか。そのためには、まずは大人からですね。私も、ついつい比べてしまう人間なので、書いているそばから自分に弾が跳ね返ってきます。

 

 
 

トビラコ店主

 

********************************
小学館子育てサイトHugKumでtobiracoのコミュニケーションゲームが記事になりました。

筑波大学附属特別支援学校の先生に聞いた!発達障害の子どもたちにコミュニケーションカードゲームが有効な理由 
 
【発達障害を応援する道具】特別支援学校の先生が開発!緊張や不安の強い子の気持ちをほぐし、引き出すコミュニケーションゲームの魅力 
 
Twitterはこちらから

Facebookはこちら

LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。

友だち追加

*******************************