お知らせ一覧

2023.09.11

トビラコへ、ようこそ。

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

 

昨年からずっと編集してきた本の話の続きです。
 
発達障害の子に向けた道具を紹介する本なのですが、情報も紹介しています。
 
著者の佐藤義竹先生(筑波大学附属大塚特別支援学校)から、保護者へのメッセージのページがそれ。
 
家庭での様子を伝えることがとても大事で、たとえばパニックについてどう伝えるかのページ。
 
パニックというのは、いきなり起きたりはしないわけで、予兆があります。その予兆は担任の先生はなかなか把握しづらく、あらかじめ教えてもらえるととても助かるなど、具体的な伝え方が書かれています。
 
一緒に暮らしている家族だからこそわかること。それを学校に伝えてほしいということです。
 
特別支援学校の先生は、パニックには慣れています。どうしたら良いかも、大体はわかっています。でも通級指導教室(通級)や、特別支援学級の先生たちは、必ずしもパニックに詳しいわけではありません。対応を間違えると、こじれてしまいます。
 
この点を、佐藤先生は優しい語り口で教えてくれています。
 
家庭と学校の連携は、難しい話ではなく、「家では、こうするとうまくいきますよ」を伝えるのもひとつの方法です。ただ、ポイントとしては「家ではこうしているので、学校でもこうしてください」ではなく、あくまで「家でしていることを伝える」にとどめておくこと。これは親の会の元理事長に聞いた話です。
 
家庭でできても、学校ではできないこともあります。そこをどう歩み寄るかですよね。子どもにとって今できる最善の環境づくり。それが合理的配慮なのだと思います。

 

 
 

トビラコ店主

 

********************************
小学館子育てサイトHugKumでtobiracoのコミュニケーションゲームが記事になりました。

筑波大学附属特別支援学校の先生に聞いた!発達障害の子どもたちにコミュニケーションカードゲームが有効な理由 
 
【発達障害を応援する道具】特別支援学校の先生が開発!緊張や不安の強い子の気持ちをほぐし、引き出すコミュニケーションゲームの魅力 
 
Twitterはこちらから

Facebookはこちら

LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。

友だち追加

*******************************