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睡眠について、今月号の「手をつなぐ」(全国手をつなぐ育成会連合会発行)に興味深い記事がありました。
「睡眠は必要だけど、何がなんでも寝なくてはいけないというものではない」という極論のような記事でした。
記事を読むとなるほどと思います。結論だけ先にいうと、全然眠れないという人でも、脳波で測定してみると実際には睡眠をとっているそうです。むしろ、子どもが寝ないと心配するあまりに親が睡眠不足になる方が心配だとのこと。もっとおおらかに構えてよいそうです。
記事の執筆者は、国際医療福祉大学基礎医学研究センターの上里彰仁教授です。
上里先生の話は、人類誕生までの話に遡ります。ものすごく乱暴にいうと、私たちは以下のような道を辿ってヒトになりました。
単細胞→多細胞→細胞がそれぞれの役割→動かない植物状態→移動する動物
で、植物状態の時には「睡眠」が基本、ところが脳を獲得して移動するようになると「覚醒」するようになります。
睡眠が基本で、覚醒がそこに「挿入」されたのだそうです。
眠ろうと「努力」するのは、「覚醒」に近いわけです。なので、努力せずに放っておくと自然と睡眠に「戻る」そうです。
むしろ「こうあらねば」という睡眠リズムに翻弄される親を、上里先生は心配しています。
睡眠は、現代医学をもってしてもわからないことだらけだそうです。
もちろん、だからといって上里先生は睡眠を取るための適切な薬の服用を否定しているわけではないと思います。ただ、そんなにかんじがらめにならなくてもいいですよ、という話です。
「障害」について、ヒトの誕生の歴史から語る先生に、私はとても関心があります。そして、このようなものすごく大局に立って語る先生は信頼できることが多いように思います。
トビラコ店主
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