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2023.09.25

トビラコへ、ようこそ。

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
 

 

質の高い支援をしている放デイはどんな道具を使っているのか。
 
11月1日発売の発達障害の子ための道具本で紹介しています。
 
本では書ききれなかったのですが、本当は道具を選ぶ前に、「質の高い支援」とはどのような支援なのかを知っているかどうかが最も重要だと思います。
 
たとえば、元祖放デイのゆうやけこどもクラブhttps://tobiraco.co.jp/kurashi/movie_yuyake/の場合。紛れもなく質の高い支援をしているわけですが、どんな道具を使っているかといえば、ダンボールで作った電話であったり、粉物を焼くフライパンとフライ返しであったり、みんなで輪になってマイムマイムを踊るカセットだったり。。。道具としてご紹介するにはちょっと気が引けてしまいます。
 
あ、唯一、道具らしきものがありました。「Kapla(カプラ)」という積み木でした。これは、電車好きの子が、並べに並べて遊ぶ道具です。
 
 
でもカプラも含めて、ゆうやけ子どもクラブにある道具はすべて子どもありき。その日によって使う道具が違います(カプラのぞく)。なんなら道具なしで、すもうをしたり、散歩しながらダンゴ虫を探したりすることもあります。
 
子どもが先、道具は後。場合によっては道具なし、ということになります。
 

で、話が飛びます。私が常々、不思議なのが、おもちゃのサブスクです。定額で毎月、何点かのおもちゃが届くシステムだそうですが、定額のサブスクおもちゃに、毎月、子どもって興味を示すものなのでしょうか。
 
友人の赤ちゃんに、おもちゃをプレゼントすると、おもちゃ本体よりも包み紙やクッション材に興味を示し、肝心のおもちゃにはあまり関心を寄せないことがあります。
 
友人は申し訳なさそうにするのですが、私はそれでいい、それがいいと言います。子どもは、自分で遊びを見つけたんです。むしろ喜ぶべきことです。包み紙ビリビリ破りだったり、クッション材放り投げ遊びだったり。実に楽しそうに遊んでいるのを見ると、こっちもまで幸せな気持ちになります。
 
おもちゃサブスクは、おもちゃという道具ありきで、子どもの発達を促そうとしているんだと思いますが、順序が逆ではないかなと思うわけです。
 
道具ありきではなく、子どもありきで考えられるのが、良き支援だと思います。

 
 

トビラコ店主

 

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小学館子育てサイトHugKumでtobiracoのコミュニケーションゲームが記事になりました。

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【発達障害を応援する道具】特別支援学校の先生が開発!緊張や不安の強い子の気持ちをほぐし、引き出すコミュニケーションゲームの魅力 
 
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