トビラコへ、ようこそ。
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
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子どもの気持ちは、子どもにしかわかりません。もしかしたら、子ども自身も自分の気持ちがわからないかもしれません。
でも、大人(特に親)はわかったような気になってしまうことがあります。
「子どもが、とても喜んでいました」というのは、あなたがそう思っているだけなので、正確には「子どもが、とても喜んでいると、私は思いました」なんですよね。
実際には、それほど喜んでいたわけではなかったかもしれません。まわりに合わせていただけかもしれません。
自閉症の作家として知られる東田直樹さんは、幼い頃から「自分の気持ち」を他の人が代弁してしまうもどかしさや悲しさ、悔しさのようなものを感じていたのだと思います。
東田さんが筆談援助を得て書いた最初の言葉が「ぼくのことをわかっているとおもわないで」という主旨(正確には違ったいい方だったかもしれません)の内容でした。それまで、東田さんにつきっきりで援助を惜しまなかった母親はショックを受けてしまいます。
障害児者というのは、常に誰かの支援を受けています。支援する側に、全く悪気がなく、周りからも「良き支援者」と見られていても、それでもやはり、つい被支援者のことがわかっているような気になってしまいがちです。
では、相手の気持ちを考えなければいいのかというのではありません。この辺りのことを、東田さんは次のようにポストしています。正直に「私は、こう思っているよ」と伝えれば良いわけです。
「あなたはこんな気持ち」と決め付けられると(そうじゃないよ)と思ってしまいます。「私はあなたがこんな気持ちだと思っているよ」と言われると(僕のこと考えてくれているのかな)と思います。相手の気持ちはわからないので、私はあなたのことをこう思っているよと伝えたほうがいいような気がします
— 東田直樹 Naoki Higashida 【公式】 (@higashida_naoki) September 24, 2023
トビラコ店主
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