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~店先で、ちょこっとおしゃべり~
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言葉には「言える」と「言えないけどわかっている」があって、後者は意外と知られていないかもしれませんね。
障害児ママライターとして活躍しているべっこうあめアマミさんが、こんなツイートをしていました。
さっき、夫が息子に「一緒に行く?」と聞いたら、息子がこくんと頷いたんです。
こんな自然なやりとりを息子ができたことが嬉しくて、息子が発言の意味を理解して反応したのが嬉しくて、私たちは何度も同じ質問を息子に繰り返してはしゃぎました。
喜びのハードルは低い程幸福度が上がるかもしれない。— べっこうあめアマミ@自閉症ムスコ&とにかく明るいムスメの母 (@ariorihaberi_im) October 15, 2023
「発語が少ない」では、大先輩のわが妹は「言える」言葉は少ないけど、「言えないけどわかっている」はとても多いです。
「歯、磨こうか」と言えば、洗面所に行って歯を磨きます。
「トイレに行く?」と聞けば、行きたい時は行くし、行きたくない時は「いんない(行かない)」と言って首をふります。
検査入院の時に、「明日、お風呂の日だよ」というと、洗面器にシャンプーとリンスを入れて足元に置いて寝ていたのには驚きました。
これらは、日常的に話しかけていたから理解できるようになったのだと思います。言語聴覚士さんに聞くと違う答えが返ってくるかもしれませんが。でも、話しかけて行動しないことには、やはり理解はできないと思うんですよね。
言語聴覚士の大御所でもある中川信子さんは、「ことばの氷山」であり、「花は根も茎もあるから咲く」と言います。目に見える部分(氷山の一角や花)だけが言葉ではなく、むしろ目に見えない(氷山の水面下であり、花を咲かせる根っこ)領域の方が深いのです。
で、言える言葉を支えているのが「体験」なんだそうです。だから、言葉とともに体験(行動)が大事なんですよね。
あと、べっこうあめアマミさんの「喜びのハードルが低い程幸福度が上がる」というのは、本当に大事ですよね。作家の村上春樹氏も似たようなことを発言しています。「喜びのリストがたくさんあることが幸福に生きるコツ」だというのです。高いハードルを設けて苦しむよりも、低いハードルで喜びを感じる人生でありたいと思いますね。
トビラコ店主
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