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特別支援学校は、昔(2006年まで)は、養護学校と呼ばれていました。
何らかの障害のある子が通う学校であることに変わりはありません。
もちろん、養護学校時代から比べると特別支援教育の進歩とともに教育内容も変わったと思います。
で、不思議だったのは、「ろう学校」はろう学校のままで、特別支援学校という名称がつかないことです。
その謎が解けました。
「養護学校」が「特別支援学校」に名称変更していく流れの中で、「ろう学校」だけは名称変更をよしとしなかったのにはわけがあったのです。
ろう者は「聞こえない」という特徴(障害ではなく)があるだけで、日本手話という言語体系をちゃんと持っているということで、「(障害のある子のための)特別支学校」ではなく、「ろう学校」という名称を残したそうです。これを教えてくれたのは、言語聴覚士の中川信子さんです。
日本手話を知らない人が聞くと、詭弁のように聞こえるかもしれません。
でも、『日本手話へのパスポート』(小野広祐・岡典栄著 NPO法人バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター編 小学館)を読むと、日本手話の豊な表現は確かに、もうひとつの言語だということがよくわかります。
例えば、「驚いた」を表す日本手話は、目が飛び出る、心臓が壊れる、飛び上がるなどを全て手で表現して驚き具合を伝えます。単に「驚いた」よりも豊かだと思いませんか。音声の日本語になくて、手であらわす表現豊かな「日本手話」という言語体系が確立されているのです。
音声だけが言葉を伝える手段と考えるのは、多数派の思い込みです。本書は手話に関係ない人が読んでも、とても面白い本です。朝日小学生新聞に連載されていて、子どもにわかるように書かれていますが、大人が読んでも内容の深さに感動します。
よかったら、手に取ってみてください。
トビラコ店主
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