2017.02.17
ちょっと専門的な言い方になりますが、「障害の受容」ということがいわれます。障害を受け入れるということです。でも、受け入れることができたり、できなかったりというのが、多くの親の本音ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
『発達障害の子を育てる親の気持ちと向き合う』(金子書房)で療育士の中川信子先生は、次のように語っています。
「泣いたり、笑ったり、受け入れたり、否定したりの繰り返しで、時間をかけて「わが家のこの子」との生活に折り合いをつけていく。
「受け入れるのが当然」とされてしまうと、「受け入れられない自分」を責めることになってしまいますよね。中川先生の「折り合いをつける」という言葉の方がしっくりくるし、素敵だなと思いました。
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『使ってみたら「できる」が増えた 発達障害の子のためのすごい道具』(小学館/筑波大学附属大塚特別支援学校主幹教諭安部博志著/トビラコ編集)発売中!