2017.02.24
「善意の意地悪」という話を安部博志先生(筑波大附属大塚特別支援学校主幹教諭)から聞きました。
例えば、子どもが棚の上にあるものをとってほしそうしていても、とってあげない。子どもから頼まれるまではしない。子どもの気持ちを知っていながらあえてそれに応えないから「意地悪」でもあるわけです。
先回りしてなんでもしてしまうことで、子どもが自分から働きかける機会を奪ってしまうから、あえて「意地悪」に。「自分で取りなさい」と何回も言うよりも高度で親子のストレスも少なくなりそう。
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