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2017.03.06

子ども時代はたくさん失敗してそこから学ぶのがいい、といわれます。
 

でも、失敗の場面が多い発達障害の子の場合、むしろ失敗させないようにすること。「自分は何をやってもダメ」と思わせないことの方が大事。
 

例えば、ボタンを全部一人でとめることができないなら、10個のうちの7個までをとめて最後の3個(もっと少なくても)を子どもにとめさせて「できた!」とするのもいいかも。とめ外ししやすいボタンにすると、さらにいいですよね。
 

失敗よりも小さな成功体験の積み重ねを。自分にダメ出しをしているうちは、失敗体験からは学べないし、不安と自信のなさが増すだけだと思うのです。
 

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『使ってみたら「できる」が増えた 発達障害の子のためのすごい道具』(小学館/筑波大学附属大塚特別支援学校主幹教諭安部博志著/トビラコ編集)発売中!