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2017.03.11

昨日に続き、気仙沼の親の会の人のです。昨日は、環境がガラリと変わった避難所ではパニックを起こしてしまうこと、だから「それがあると落ち着く」というグッズを何種類か常に携帯すること、トイレの行列に並ばなくてもすむように携帯トイレは必須、という話でした。

 
こうしたことは大事ですが、お話を聞いて最も必要だと思ったのは初期段階の専門家による心のケアです。

 
震災1週間後、あるいは半年後に子どもが豹変して暴力をふるうようになったケースが多いといいます。言葉にできないストレスが限界を超えてしまうのでしょうか。

 
発達障害への理解のあるカウンセラーが少ないのも問題ですが、全くいないわけではありません。子どもと相性が良くて発達障害に理解のあるカウンセラーを見つけておくのも「心の防災」になるのではないでしょうか。

 

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