2017.03.29
トビラコへようこそ。
「ねば」と「べき」から解放されると随分と楽になることを、昨日、ある小児科医の講座で教えてもらいました。
先生によると特に日本人に「ねば」と「べき」に縛られている人が多いそうです。
「将来のために、今、我慢すべき」
「甘やかすべきではない」
「親は子どもにしつけをせねばならない」
「子どもは未熟なので教えねばならない」
などは、多くの人がつい口にしているのではないでしょうか。
でも、じつはそんなことは全然なくて、今を我慢するのではなく、今を楽しんだ方が将来のためになることもあります。甘やかすべきではないといいますが、上手に甘えることができる方が生きやすくなります。でも、甘やかされないと上手に甘えることもできません。
このように考えると、「べき」や「ねば」というのは、それほど強く決めつけるほではないばかりか、むしろ弊害の方が大きいことがあります。
で、こうした話をするのが、子育て関連の先生ではなく、なぜお医者さんなんでしょうか。このお医者さんは薬を使わずに健康的な体でいることを提唱していらっしゃいます。
かなり、乱暴に話をまとめると、心と体は一体で、硬直した考えや怒りなどが体調に大きく影響するとということで、心をやわらかくしておくことをすすめているのです。
(本当は、もっと深く魂レベルの話なのですが、誤解なくうまくまとめる自信がないので、割愛します。)
確かにトビラコ店主も考えが硬直している時は体調も今ひとつです。
✴︎
『使ってみたら「できる」が増えた 発達障害の子のためのすごい道具』(小学館/筑波大学附属大塚特別支援学校主幹教諭安部博志著/トビラコ編集)重版決定!