トビラコへようこそ！

 
昨日に引き続き、特別支援士の先生のお話。幼稚園や保育園に行くのを嫌がった時にどうするか。

 
教室に入るまでお母さんが抱っこしたり、手をつないだりしているのもいいそうです。教室に入ったら先生とバトンタッチ。教室に向かうまで、子どもが安心した状態でいられるようにします。まずは、子どもを安心させることを最優先に。

 
朝、憂鬱な気持ちで過ごすよりも、子どもの好きなことをして過ごせるようにするのもひとつの方法。パンケーキが好きな子なら一緒に朝、パンケーキを焼いて朝ごはんにするなど。朝、楽しみの時間を組み混こんで、不安な気持ちにさせないことがポイントです。

 
登園を嫌がった時、じつは一番不安に思っているのがお母さんだったりします。親の不安が子どもに伝わる時には２倍の濃さになっているそうです。このままずっと行かなくなったらどうしよう、という不安があるから、最初は優しい口調だったのが、徐々に追い詰めるようになってしまいます。朝は子どもと楽しい時間を、短くてもいいから過ごす。そうしてお母さん自身も気持ちに余裕を持てるようにしてみてはいかがでしょうか。

 

トビラコ店主より

 

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『使ってみたら「できる」が増えた　発達障害の子のためのすごい道具』（小学館／筑波大学附属大塚特別支援学校主幹教諭安部博志著／トビラコ編集）重版決定！