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2017.04.16

トビラコへようこそ!
 

昨日、東京の平和島という所で開催されている子どものための福祉用具展にいってきました。体が不自由な子どもたちが対象の用具が多かったので、トビラコのように発達系というのとはまたちょっと趣の違う展示会でした。でも考え方や物を作る姿勢は参考になるところはたくさんありました。

 
福祉用具こそ、かゆい所に手が届く目配りが重要で、それが商品の命でもあります。どれだけ使う人の側に立てるかで勝負しているわけです。例えば姿勢保持する椅子でも、ちょっとしたカーブの角度や高さで使いやすさが大きく変わってきます。

 
偶然というか、やっぱりというか、会場でばったりお会いした方がいます。弊社でも販売しているハートブリッヂプロジェクトの小峰さなえさんのご主人の小峰孝博さんです。小峰さん夫妻は作業療法士さんとともに、とめ外ししやすいボタンのスモックや蝶結びの練習ができるエプロンなどを開発、制作、販売しています。

小峰さんの商品が、この展示会の作業療法士の先生の講演で取り上げられて「作り手の気持ちがこもっている支援製品」と評されたそうです。

 
わーい、とってもうれしい。トビラコ店主がハートブリッヂプロジェクトの商品を販売した理由もそれです。デザインが可愛いの中に「使う人がワクワクする福祉用品であってほしい」という作り手の思いが感じられたからでした。もちろん、単に可愛いだけではなく、そこは作業療法士さんと一緒に「かゆい所に手が届く」製品づくりをしています。それも含めて「作り手の気持ちがこめられている」ということです。機能性とデザインの両立とよくいわれますが、福祉用具や用品も例外ではありませんね。

 
子どものための福祉用具展は正式には「キッズフェスタ2017 第16回 子どもの福祉用具展」。本日、4月16日(日)10:00~16:30 東京流通センターでやっています。

 

トビラコ店主より

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『使ってみたら「できる」が増えた 発達障害の子のためのすごい道具』(小学館/筑波大学附属大塚特別支援学校主幹教諭安部博志著/トビラコ編集)3刷決定!