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「療育」という言葉が普通に使われるようになってきました。そして早ければ早い方がいいといわれています。きっとそうなんでしょうが、なんとなく引っかかるものがありました。
「療育のドアは、人に開けられて、無理やり中に押し込められるのでなく、自らノックして進んで入ることが大切」(『発達障害あんしん子育てガイド』小学館)という中川信子さんの一文を読んで、そうそう。それ。言葉にできなかったけど、そういうことなんです。
「1日でも早く」の中に「早く療育を受けてみんなに追いつかせる」という匂いがしてしまうのです。みんなに合わせることと、その子が幸福に生きることは別です。
療育は「その子がよりよく生きるための手助け」(東京リハビリテーションサービスの作業療法士さんの言葉)であるし、「丁寧に配慮された子育て」(療育の父的存在の高松鶴吉さんの言葉)だと思うのです。
子どもに気がかりなところがあるからといって、いきなり「療育」ではなくグループワークや心理相談などでママの気持ちを聞いてもらえるところへ通うことを中川さんはすすめていらっしゃいます。そして、ここが大事なのですが、「療育」では、その子がちょっと頑張ればできる遊びや課題を提供してもらえます。「できた!」「自分もやればできる」という喜びを得られます。それは自己有能感や自己評価の高さにつながり、思春期を迎えるまでの生きる基礎となります、と。
この言葉の中に、療育を選ぶポイントも含まれていますね。
トビラコ店主より
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『使ってみたら「できる」が増えた 発達障害の子のためのすごい道具』(小学館/筑波大学附属大塚特別支援学校主幹教諭安部博志著/トビラコ編集)3刷決定!