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トビラコへようこそ!
知的な遅れはないけど能力に偏りがあるのが「発達障害」。これが日本では一般的な解釈です。アメリカでは、IQによる分類をなくして支援ニーズによってわけるという話を聞いたことがあります。
それはともかく、知的な遅れがないことが、かえってその子(人)を苦しめることがあります。ある人から聞いた話です。その人は発達障害があることは明白で本人も自覚していたのに、知的な遅れがない(むしろIQは高かったのではないかと思います)からと、親が見栄を張って(本人談)、有名企業に一般枠で就職させてしまいました。そこからが大変です。周囲からの誤解、そして孤立。結局、その人は生きる気力さえなくしてしまうという結果に。これは珍しい話ではありません。
その子にとって、どうするのが一番幸せなのかということを考えた時、また違った道があったのではないか思うととても残念な気持ちになりました。
それまで通常級で自分の居場所を見つけられなかった子が、特別支援学校にきて生き生きとしているというのはよくあることです。特別支援学校に通うようになって、なぜもっと早く自分をこの学校に通わせてくれなかったのかと親を責めるケースもあるそうです。
祖父母や親戚が理解してくれない、認めようとしない、という話もよく聞きます。うまく子育てしているなと思う人の話を聞くと「理解のない祖父母は切る、無視する」と言います。
この話何かに似ていると思ったら、ハーネスでした。全然違う例なんですが、ハーネスをつけている子を見て、眉をひそめたり、「犬みたいで可哀想に」と言ったりする人たちは無視していいという話。単なる雑音です。その人たちが、急に飛び出す子の安全を守ってくれるわけでもなければ、多動な子との外出がどれほど大変かを理解しているわけでもありません。無責任な通りすがりの人の目を気にして、わが子の安全が脅やかされるようなことがあってはなりません。
子どもの人生を考えたときに、祖父母や親戚にどう思われるのかは関係ありません。
トビラコにお越しいたただく祖父母の方は、その反対です。発達が気になる孫のために何かできることはないか、という思いでいらっしゃいますからね。そういう人たちが増えるいいなと思います。
トビラコ店主より
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『使ってみたら「できる」が増えた 発達障害の子のためのすごい道具』(小学館/筑波大学附属大塚特別支援学校主幹教諭安部博志著/トビラコ編集)3刷決定!