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2017.05.09

トビラコへようこそ!
 

親の会は、同じ悩みを持つ者同士が情報交換したり、子育ての知恵を伝授しあったり、専門家を呼んで話を聞いたりできます。それだけなら、もしかしたらネットでもすむかもしれません。

 
でもネットにはない情報を得られるのが親の会。それは地域の情報です。学校の情報であったり、自治体の情報であったりはネットではなかなか微妙なところまでは伝わりません(組織が大きくなるとそうでもなかったりもしますが)。

 
子どもの発達支援は学校や地域によって本当にまちまちです。さらにいえば、その年によっても違ったりします。校長先生が変わると学校の態勢も変わりますしね。だから、地域の今の情報がわかる親の会が機能しているととてもありがたいのです。

 
長く続いている親の会のトップに聞いた、親の会の選び方や参加の仕方をまとめると

 
1)強制力がなく緩やかなつながりがありながら、建設的な活動をして有益な情報を得られる親の会を
2)実績のある専門家のサポートがある親の会を
3)してもらうばかりではなくて、自分もできることはするという参加の仕方を

 
さらに加えるなら、最新の情報をキャッチしていることも大切だという人たちがいます。
というのも、発達系の話や学校の態勢はここ数年で大きく変化しています。その変化をうまく掴んでいかないと、若いお母さんたちは入るメリットをあまり感じません。風通しよく新陳代謝がうまくできている会が理想ということになりますね。

 
それにしても、親同士の情報格差もかなり大きくなってきていますよね。勉強している親に不勉強な先生はかないません。でもだからといって勉強しているしていないで対立するよりも、先生の側に立って情報をうまく伝えて、互いに情報を共有していく方が得策みたいですね。我が子のために上手な交渉を。そんなことも親の会の人からお聞きしました。

トビラコ店主より

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『使ってみたら「できる」が増えた 発達障害の子のためのすごい道具』(小学館/筑波大学附属大塚特別支援学校主幹教諭安部博志著/トビラコ編集)3刷決定!