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2017.05.14

トビラコへようこそ!
 

障害のある子のきょうだいを「きょうだい児」といいます。当たり前のように言っていますが、実は、この言葉、最近知りました。そして昨日、ある「きょうだい児の集い」に初めて参加しました。きょうだい児というには、みんな大人なので「きょうだいの集い」ですね。

 
「親の会」だと子育ての話が中心となりますが、「きょうだいの会」となると、ちょっと違います。きょうだいに、どう伴奏するか、どんなフォローができるかという話になってきます。その思いはなかなか他の人には話せませんよね。
なので、同じ境遇にある者同士が、自分たちの思いを話して共有していきます。「あるある」という話ができるだけでもうれしいものです。

 
きょうだいとの関係もさることながら、親との関係も「きょうだい児」にとっては大事に。親の期待に応えよう、応えなければならないと思い込んでしまう。そうしているうちに、自分の本当の気持ちがわからなくなってしまう。

 
トビラコ店主にも障害のあるきょうだいが二人いるので、これはとてもよくわかります。きょうだいとして何かしたい、親を助けたいという気持ち、これは大事にしたい。それが自発的に沸き起こってくるのがいいですよね。それにはどうしたら良いのか。考えがまとまらないままでいます。まとまったらまた書きますね。

 

トビラコ店主より

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『使ってみたら「できる」が増えた 発達障害の子のためのすごい道具』(小学館/筑波大学附属大塚特別支援学校主幹教諭安部博志著/トビラコ編集)3刷決定!