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2017.05.25

トビラコへようこそ!
 

ちょっとした工夫で、それまでのストレスから解放されることがあります。その「ちょっとしたこと」に気づくのは、子どもの困り感に敏感な人です。なぜ、困っているのか、どうしたら解決できるのか、そういうことを始終考えているのが、トビラコも散々お世話になっている安部博志先生(筑波大附属大塚特別支援学校主幹教諭)。

 
安部先生の「ちょっとした、だけど偉大な工夫」には、いつも感心させられます。
今回は、時間割。
 
時間割を揃えるのが苦手は子のために、安部先生は次のように提案しています。

 
1)必要な曜日だけ見えるようにする。

月曜から金曜まで一覧できるようになっていると、目がチラチラしてどこを見ていいのかがわからなくなります。
 

2)授業で用意するものを書いておく。
「音楽」の横に「笛」、「体育」の横に「体操着」、「習字」の横に「習字道具」などといったように、具体的に何を用意するのかも書いておくと時間割を揃えやすくなります。
 

もしかしたら、こうした工夫をしているご家庭もあるかもしれませんね。でも「ちょっとしたこと」すぎて、意外と話題にならないように思ったのでお伝えしておきますね。

 

 

トビラコ店主より

✴︎
『使ってみたら「できる」が増えた 発達障害の子のためのすごい道具』(小学館/筑波大学附属大塚特別支援学校主幹教諭安部博志著/トビラコ編集)4刷決定!(まもなく5刷か)