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2017.05.31

トビラコへようこそ!
 

遅ればせながら、NHKの朝イチで放映された発達障害の特集をyoutubeで見ました。これまであまり知られていなかった感覚過敏にかなり具体的に触れていましたね。
 
番組で紹介されていた狛江小学校の取り組みが素晴らしく、全国に広がってほしい。おそらく放映されたのは一部だと思うけど、「自分研究」として、自分の特性を自覚できるようにしている授業は、きっと将来にわたってその子の役に立つはず。
 
番組ではしゃべりすぎてしまう子に焦点を当てていました。しゃべりすぎを、その子は本当は止めて欲しかったということも番組でわかりました。また彼は自分がどういう時にしゃべりすぎるのかもわかっていたんですね。自分研究をする中で自覚できるようになったのかもしれません。
 
それから「切り替えスイッチ」というのもよかった。切り替えがなかなかできない子にとって、切り替えるきっかけになるものがあるといいんですよね。

 
最終的には自分で自分の特性を理解しコントロールできるようになると、かなり生きやすくなると思うのです。
 
不安やパニックに陥りそうな場面を自分でわかっていれば、上手に避けることもできるようになります。苦手なことから上手に逃げる術は生きていくうえでの知恵です。その知恵を早い段階で身につけられるように、実践している狛江の小学校の先生の取り組みには頭が下がります。家庭でも参考になるのではないでしょうか。本当は、発達障害であろうがなかろうが自分研究って必要なのではないかなとも思いました。。
 
余談ですが、狛江の知り合いの先生もちらりと出ていて、ちょっと誇らしかった。
youtubeはこちらです。
 

トビラコ店主より

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『使ってみたら「できる」が増えた 発達障害の子のためのすごい道具』(小学館/筑波大学附属大塚特別支援学校主幹教諭安部博志著/トビラコ編集)4刷決定!(まもなく5刷か)