2017.06.04
トビラコへようこそ!
きょうだい児というのは、障害を持ったきょうだいがいる子(人)のことです。昨日は、きょうだい児の集まりに参加しました。これで2回目になります。今回は18人参加のバーベキュー大会です。
おしゃべりしたり、悩み事を相談したり、ちょっとしたゲームをしたりしてあっという間に時間が過ぎました。似たような境遇に育ってきたという共通点があり、初めて会った人とも気安くおしゃべりできたりします。
あー、これも共通点だなと思ったことがありました。それは、みんなよく働くということです。バーベキューの準備もあとかたづけも、誰もが率先してテキパキと動くので、あっという間に終わります。手持ち無沙汰という人がいません。
これは、おそらくですが、自分のことは後回しにせざるを得ない状況で育ったからではないかと勝手に想像しています。自分のことはさておき、今この場で自分ができることをする習慣とでもいうのでしょうか。トビラコ店主もきょうだい児なので、そうして育ってきたように思います。
親にしてみれば、きょうだい児を十分にかまうことができなかったという思いを抱くかもしれません。でも、それが逆に自分優先に考えないで行動できるようになるのですから、何が幸いするかはわかりません。
トビラコ店主より
✴︎
『使ってみたら「できる」が増えた 発達障害の子のためのすごい道具』(小学館/筑波大学附属大塚特別支援学校主幹教諭安部博志著/トビラコ編集)4刷決定!(まもなく5刷か)