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2017.06.12

トビラコへようこそ!

 
どこで終わりにするかが大事。終わらせ方を考えている、放課後デイの指導員さんと作業療法士さんの話を立て続けに聞く機会がありました。発達に課題を抱えている子の中には切り替えがうまくできないという子がいます。切り替えがうまくできないと、今やっていることをいつまでも終わらせることができず、テンションが上がったままの状態になってしまいます。

 
いくつかの方法があって、まずは見通しをつけること。20分なら20分で終わりにすることをあらかじめ予告し、20分が近づいたらあと5分で終わりと予告する。いきなり、はい、終わりというのではうまく切り替えることができません。
 
あるいは、クールダウンさせるために、別のゲームを軽くやって終わりにする。
もちろん、そのゲームもどこで終わりにするかを予告することが大事。

上手に切り替えられるようになるためには、終わりの見通しを最初に教えておくことが大事なんですね。家庭でも使えそうな手法ですね。

 

トビラコ店主より

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『使ってみたら「できる」が増えた 発達障害の子のためのすごい道具』(小学館/筑波大学附属大塚特別支援学校主幹教諭安部博志著/トビラコ編集)4刷決定!(まもなく5刷か)