2017.06.16
トビラコへようこそ!
ほめることの効用は、ほめられた側だけではなく、ほめた側にもあるんですね。
あるお母さんの話です。娘さんが学習障害とADHDのある広汎性発達障害でした。発達障害だとわかるまでは、厳しく勉強をさせていたそうです。
今から、思えば辛いことをさせていたと反省するお母さんですが、学習面の遅れだけではなく、空気が読めないためにいじめにあうなどしていたそうです。
この先、どうなってしまうのだろうかと不安になり受けたペアレントトレーニング。そこで、1日1回でいいからほめるようにアドバイスされました。
コップを上手に置けたら、それをほめる。そんな些細なことです。
で、1日1回、ほめるようにしたそうです。そうしたら、娘さんの良い面が見えてきて、かわいいと思えるようになったと言います。
そうこうしているうちに、それまでできなかったこともゆっくりですが、できるようになりました。
すきあらばほめよう。そんなふうに構えていると、子どもの良い面が見えてくるようになるのかもしれませんね。
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人気ブロガーのアマミモヨリさんが「きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム」をブログに書いてくれました。おもしろくて、ためになる使い方です。
http://ameblo.jp/amami-blog/entry-12282332914.html?frm_src=favoritemail
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トビラコ店主より
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『使ってみたら「できる」が増えた 発達障害の子のためのすごい道具』(小学館/筑波大学附属大塚特別支援学校主幹教諭安部博志著/トビラコ編集)4刷決定!(まもなく5刷か)