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2017.06.17

トビラコへようこそ!
 

「仲良くしなさい」は、学校でよく言われることです。でも「仲良く」ってどういうこと? と子どもに聞かれたらなんて答えますか?
 
昨日、ある先生の講演を聞いてなるほどと思いました。その先生は発達障害を含む障害児(者)の性の問題の専門家です。あ、性の話は、別の機会にサイトで連載しますね。

ここでは、その先生の話を一品料理のように小出しにしてお伝えしますね。

 
で、「仲良く」の話ですが、相手の嫌がること、嫌われることをしないというのが「仲良く」の第一歩で、何を人は嫌がるかを具体的に伝えることが大事。
そして、羞恥心も教えること。「それは(その行為)は見ている人が恥ずかしくなるからやめよう」というように。
こうしたことは、具体的でなければ伝わりません。人前で鼻くそをほじることがダメと教えてもらえなかった子は、飲食店や食べ物を売る職場で働くことはできないでしょう。その前に周りから奇異な目で見られてしまいます。
 
人は何を嫌がるのか、嫌うのか、公の場でしていけないことを具体的に教えられるのは、生活を共にしている親です。

 
「仲良く」で思い出しましたが、ある小学校の先生は次のようにおっしゃっていました。
 
「全員と仲良くしなくてもいい、嫌いな人がいてもいい。でも同じ班になったら嫌いな人とでも力を合わせることができる人になりなさい」
 
「仲良く」の教え方は、ともかく具体的であれ、ということですね。
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人気ブロガーのアマミモヨリさんが「きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム」をブログに書いてくれました。おもしろくて、ためになる使い方です。

http://ameblo.jp/amami-blog/entry-12282332914.html?frm_src=favoritemail

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トビラコ店主より

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『使ってみたら「できる」が増えた 発達障害の子のためのすごい道具』(小学館/筑波大学附属大塚特別支援学校主幹教諭安部博志著/トビラコ編集)4刷決定!(まもなく5刷か)