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2017.07.04

トビラコへようこそ!

 

みんなと同じことができないと、子どもってこんな風に考えているんだなあ。
ということが伝わる「魔法の啓発絵本」を知ったのは、10日ほど前のこと。
ある学校の先生が作っていらして、その先生から直接ご紹介いただきました。
これが、とてもよくできている「動く絵本」です。
 
以下が動画です。よかったらご覧ください。いろんな事情で、今すぐに動画を観ることができない人のためにテキストも載せておきますね。
 

 

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先生あのね
 
わたし、教室に入れないの。
 
学校に行かなきゃ、ってわかってる
 
みんな普通に行ってるのに。
 
わたしだけ・・・ズルいよね。
 
でもね、学校が見えると震えちゃう。
 
とまっちゃうの。
 
まえからなの。
 
友達とのあいだに
 
あつーいカベがあるみたい。
 
人が少ない方がすき。
 
先生、わたしって変かな?
 
みんなと違うよね?
 
「そんな風に思ってたんだね。
ゆっくりおはなししてみようか。」
 
先生はいつもこう言います。
 
だいじょうぶ。
 
学校に行きにくくて困ってるお友達。
ほかにもいるよ。
 
困っている理由もそれぞれちがうの。
 
ねぇ、ふーちゃんの得意なこと、なに?
 
「絵を描くこと!
ずっとかいていられるの!」
 
そうなの。
 
クラスのお友達に、
絵の手紙を書いてみたらどうかな?
 
できること一緒にさがしてみよう。
 
大きくなったら、
絵をかく人になりたいの。
 
すてき。
ふーちゃんの夢、かなうといいね。
 
先生とお話しすることで、
少し心が軽くなったふーちゃん。
 
できることから少しずつ
進んでいけるといいですね。
  

文 みわこ先生 監修 子どもたち
  
「魔法の啓発絵本」子どものきもちシリーズ
「ずっと言えなかったコト」学校に行けない編より
  
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監修が子どもたちっていうところがポイント。
 
子どもから学ぶことができるのが、優れた先生だと思っています。
この「魔法の啓発絵本」を作ったみわこ先生は、まさにその典型。
子どもたちからとても信頼されています。
 
じつは、子育ても似た側面があるように思います。
子どもが教えてくれることってたくさんあるのですが、気がつかないだけかも。

 

トビラコ店主より

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人気ブロガーのアマミモヨリさんが「きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム」をブログに書いてくれました。おもしろくて、ためになる使い方です。

http://ameblo.jp/amami-blog/entry-12282332914.html?frm_src=favoritemail

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