トビラコへようこそ!
これまで良しとされてきたことが、じつは体にとても負担をかけていることがあります。
つい最近知ったのですが、椅子に座るときに背筋をピンとさせるのは、人間の体の構造からいうと不自然なことらしいです。
人間は立った姿勢のときが一番安定するのだとか。立った状態の筋肉と骨盤と筋肉の関係を考えてみます。
立つとお尻側とおなか側の筋肉がどちらもまっすぐに伸びています。伸びた先は足であり床です。まっすぐ下に伸びた筋肉に包まれた(という表現は不正確ですが)骨盤は、意識せずとも自然と起き上がった状態になります。
では、座ったときの筋肉と骨盤の関係はどうかというと、座るとお尻側の筋肉はぐっと前に引っ張られます。すると骨盤はこれに連動して傾くのが自然です。
ところが、いわゆる良い姿勢とは、骨盤を起こして背中をピンと伸ばした状態をいいます。
立った姿勢のように座るという感じでしょうか。
でも、立っている時と、座っている時では骨盤まわりの筋肉の伸び方が違います。傾くのが自然な骨盤を傾かせないため、筋肉は骨盤にとても負担をかけているのです。時々足を組んだりするのも、骨盤に無理にかけられた力か逃しているのだそうです。
なんとなくですが、良い姿勢というのは、すっくと立った状態のまま椅子に座った姿勢を思い浮かべますが、それは筋肉と骨盤の関係でいうと不自然なことだったのです。
だから、長時間、良い姿勢を保つことができないというのは、むしろ自然なことなのです。
これは、今週、喫茶室トビラコにご登場いただく方から聞いたお話です。筋肉と骨盤の関係を徹底的に研究して、楽に姿勢を保てる椅子を開発しました。近々公開予定です。
今度は図や写真を使って、もっとわかりやすくご説明しますね。今回は予告です。
トビラコ店主より
ーーーーーーーーーー
人気ブロガーのアマミモヨリさんが「きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム」をブログに書いてくれました。おもしろくて、ためになる使い方です。
http://ameblo.jp/amami-blog/entry-12282332914.html?frm_src=favoritemail
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
トビラコが編集した本
【5刷決定!】『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)
ーーーーーーーーーー