トビラコへようこそ!
「質問の仕方が変わると、うちの子、固まってしまうんです」
という話を聞いて、思い出したのは、佐々木正美さんの著書に書かれていた「いきなり英語圏に放り出されたようなものです」という一文。
前後の話はうろ覚えなのですが、言葉の意味が理解できない困り感がよくわかるたとえですよね。質問の仕方もいろいろあるのですが、ひとつのパターンしか知らず相手の言わんとすることを推測するのが苦手となると「英語圏突入」という事態になりかねません。
で、そのお母さんは「だから、トーキングゲームの質問カードが役に立っているんです」とのこと。「きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム 」にはいろいろな質問があり、聞き方もいろいろです。
たとえば。。
「自分の好きなところをひとつ言ってください」
「10年後の自分に会えるとしたら、どんなことを話したい?
「1日だけ魔法使いになれるとしたら、何をする?」
今ちょっとあげてみただけでも、全部聞き方のパターンが違いますよね。
質問の仕方のバリエーションになれる、という効用には気がつきませんでした。
考案者の安部先生、そこまで考えて質問を作ってくださっていたのかしらん。
今度聞いてみます。
商品は売って終わりではなく、使ってくださってから、こちらの仕事が始まると思っています。そういう意味では、ちょっといい仕事になったのかなと自画自賛。
トビラコ店主より
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人気ブロガーのアマミモヨリさんが「きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム」をブログに書いてくれました。おもしろくて、ためになる使い方です。
http://ameblo.jp/amami-blog/entry-12282332914.html?frm_src=favoritemail
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トビラコが編集した本
【5刷決定!】『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)
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