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2017.10.20

トビラコへようこそ!
 

眼鏡があることで、初めてそれがないと見えづらい人がいることがわかります。
道具を通して初めて、それがないとその人はかなり不便であったり、つらかったりすることを知るようになります。だから道具は、使う人への理解を深めるというもう一つの役割があります。
 

ザフ システム スクールという椅子が、まさにそれです。椅子に安定した姿勢で座っていられない理由を、これまで多くの人は知りませんでした。学校の先生でさえ知らなかった。だから、だらしなく見える座り方をしている子に対して、何か理由があるとは思わずに「ちゃんとしなさい」と注意することしかできませんでした。
 

でも、先生に反抗しているわけでも、ちゃんとしたくないわけでもないのに、姿勢が安定せずに足を前に投げ出さざる得なかったり、机に突っ伏したりせざるを得ない子たちがいます。この子たちは、体幹が弱いなど問題を抱えていて、その姿勢にならざるを得ないのです。
 
こうした子どもたちを救うのが「ザフ システム スクール」。
 
座った子どもたちに聞くとラクだと言います。座ったまま宿題を最後までできるのがうれしい、という子もいます。無理なく姿勢が安定する道具、それがザフ システム スクールです。このところ、なぜが、たて続けに買っていただいています。
 

商売上、売れるというのはうれしいことですが、それにも増して、この椅子を通して、「ちゃんとした」姿勢で座れない子への理解が広まることは、さらにうれしいことです。
 

このザフ システム スクールに、中川信子先生(こどもの発達支援を考えるSTの会代表)は、次のような推薦を寄せていらっしゃいます。中川先生と製造元のアシストに許可を得て転載させていただくことにしました。
 

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ZAFUスクール(ザフ システム スクール)は、
 
無理のない療育、無理しない(でも充実した)人生への一つの示唆だと私は思っています。
 
浜田寿美男先生(発達心理学者)の
 
「現在の手持ちの力を用いて、やってゆく」
 
との名言を思い出しました。今の療育や、特別支援教育は、
 
「ねばならぬ」や「めざす」にしばられて、本人も周りの人も苦しくなってしまっているような気が・・・。もっと笑顔があればいいのに。
 
本人、支援者が笑顔になれるヒントがザフ システム スクールにはあると思います。
 
言語聴覚士/中川信子(こどもの発達支援を考えるSTの会代表)

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トビラコ店主より

 
 

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トビラコが編集した本

【5刷決定!】『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)

発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)

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