トビラコへようこそ!
発達障害の知識、情報は山ほどあります。ありすぎて、その全部を知り尽くしている人は少ないと思います。
教師よりも親の方がはるかに知識や情報を持っているケースだって珍しくありません。
親に教えてもらって初めて耳にする知識や情報に対して先生が「それは知りませんでした」と正直に話し、教えてもらおうとするなら、その先生は悪い先生ではありません。
知ったかぶりしたり、親の情報を軽く扱う先生よりも、はるかにいい先生です。
謙虚である上に、常に学ぶことに貪欲である証拠です。
という趣旨のコラムを言語聴覚士の中川信子先生が、ある専門誌に書いていらして、さすがだと感心しました。
中川先生の説明を詳しくする必要はありませんが、トビラコ店主は日本の発達支援の母と思っています。それに異論を唱える人も少ないでしょうう。
中川先生クラスになると知識、情報ともに蓄積のレベルが違います。でも、その先生がそのようにおっしゃる意味はとても大きいし、それを聞いて後から続く先生方がどれほどほっとすることでしょうか。
知識や情報が大事であることはいうまでもありません。
で、その知識や情報はそれをまだ持っていない人に伝えてこそ意味があると思うわけです。持っていることを自慢するのではなくてはなくてね。
トビラコ店主が取材したりお話をしたりして、この人いいなと思う人は、
「知らない」ということに対してとても謙虚です。
謙虚で思い出すのは、例えば、内田樹先生です。
内田先生にインタビューした時に、こちらが知っていて内田先生がご存知ないことがありました。その内容が、なんだったか、いまとなっては忘れましたが、内田先生は素直に驚き、自分が知らないことだから、もっと教えてほしいという態度でした。
知識を伝えることに喜びを見出している先生では、脳科学者の川島隆太先生を思い出します。
取材の際に、こちらが「え? それは何ですか?」と聞くと、喜んで身を乗り出して「それはね」とうれしそうに教えてくれました。
決して「そんなことも知らないのか」とはおっしゃいません。
「そんなことも知らないのか」という態度や、よく知らないことに対しての知ったかぶり。どちらも、発展性がないんですよね。知識や情報はシェアしてこそ広まっていきます。
前々から、何となく思っていたことが、中川信子先生のコラムを読んで言語化されました。これも言語聴覚士の底力なのでしょうか。それはまた別の話かもしれませんが。
トビラコ店主より
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株式会社 tobiraco「香りお試し便」係
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