トビラコへようこそ!
これから書く文章には、非科学的な内容が含まれています。苦手な人がいたらごめんなさい。
佐藤初女さん(1921-2016年)は、青森の岩木山ふもとに建つ「森のイスキア」という教会で多くの人を苦しみから救ってきた方です。自殺を思いとどまらせたこともあり、いくつもの命も救ってきた方でもあります。
トビラコ店主も、長らく関わってきた雑誌でとてもお世話になりました。
初女さんのお話を聞いているだけで、ほっとしてきます。
お話そのものは、ご自分の小さい時の体験だとか、知り合いのお母さんの話だとか、とても身近なことで、難しいことは何一つおっしゃいません。
子育ての専門用語なども使いません。
ところが、あとから思い返すと、その話がとても味わい深く示唆にとんでいるものであったことがわかります。
そして、文字になると、とても心洗われることだったと気づくのです。
初女さんは、それを意図的にお話しされていたわけではなかったでしょう。相手に届ける独特の力があったのではないかと、いまになって思うのです。
天気が悪くても初女さんにカメラを向けると不思議とまわりが明るくなるんです。
初女さんをよく撮影していたカメラマンが言っていました。
え〜、それは気のせいでしょ、と思っていたのですが、本当にそうなんだとわかったことがありました。
あれは、高輪プリントホテルのラウンジで初女さんに取材しているときでした。
今にも泣き出しそうな空でちょっと憂鬱になるような薄曇りの日、初女さんのお話を聞きました。
お話が進むにつれて初女さんの頭上から光が差し込み、ラウンジ全体が明るくなったのです。
錯覚ではありません。ラウンジにいた人たちも「あれ?」という顔をしていたのを覚えています。帰り際に、あれ、不思議だったね、と一緒にいたライターと話しました、
たまたま、その時に天気になったのでしょう。偶然なのだとは思いますが、偶然ではなくて、やはり何か特別な力があった人と思いたい。
初女さんは、クリスチャンです。5歳の時に近所の教会の鐘の音を聞いて自分もあの鐘を鳴らしたいと思ったそうです。
なので、お祈りも熱心にされるのかなと思い、ある時、取材が終わった帰り際に初女さんに
寝る前は、やはりお祈りをされるのですか? と聞きました。
すると、いいえ、しないわね、とにこやかに答えました。
ちょっと意外な気がしたのですが、そのわけが後になってわかりました。
初女さんのドキュメンタリー番組を見ていたら、
毎日の生活そのものが祈りです。
とおっしゃっていました。
あ〜、自分はなんてバカなことを聞いてしまったのだろうと思いました。
寝る時にする形だけのお祈りではなく、初女さんにとって生活そのものが、生きることそのものが祈りだったのでした。
クリスマスが近づいたから、こんなことを書いたわけでもないのですが、初女さんのことが急に思い出されて、キーボードを叩きました。
これもお導きなのでしょうか。
トビラコ店主より
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おかげさまで、トビラコの療育アロマは出足好調です。関心をもってくださった方、お買い求めてくださった方、ありがとうございます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【香りお試し便のお知らせ】
tobiracoの療育アロマって、どんな香りなの?
という方のために、「香りお試し便」をお届けします。
「香りお試し便」は、
専用の厚紙のスティック(試香紙)に「おだやか」と「きりり」の香りを染み込ませてお届けします。
ご希望の方は、返信用の封筒に82円切手を貼ってトビラコ宛にお送りください。
<返信用の封筒にお書きにいただくこと>
1)お届け先のご住所2)郵便番号3)お名前
82円切手が貼られていない場合は、お送りできませんのでご注意ください。
<宛先>
〒 145-0065
東京都大田区東雪谷1-12-1
Maison15 203
株式会社 tobiraco「香りお試し便」係
お申し込みいただいてから、ほぼ1週間以内にお届けできるようにいたします。
https://www.facebook.com/tobiraco/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
トビラコが編集した本
【6刷り間近か】『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)
ーーーーーーーーーーーーーーー