トビラコへようこそ!
親戚の集まりが苦手な理由のひとつに、わが子の説明をしなければならない場面があるからという親は少なくないかもしれません。
同じ年頃の甥っ子、姪っ子とわが子の様子が違えば、なおさらです。
肩身が狭いと感じるかもしれませんね。
でも、じつはそんなことを感じる必要は全くありません。
この先、どうなるかなんて誰にもわかりません。
トビラコ店主の弟、妹もいわゆる障害児でした。一方いとこの中には優等生で留学したり、誰もが知っている大企業に勤めたりした人もいました。
その子たちは、当時は親(叔父や叔母)にとって自慢だったかもしれません。でも、だからといって幸福な生活を送ることができたわけではなく、大企業に勤めた子は神経を病み、自分の髪をむしることがやめられず、会社を辞め実家に戻りました。50歳過ぎた今は80代の親の年金に頼らなければ生きていけません。
息子自慢の親は父方でした。絵に描いたようなエリートの家庭を目指していたのでしょう。父が死んだら、出入りしないでほしいとまで言われました。当時、今の息子(いとこ)の姿を、誰も想像することはできませんでした。もうひとり優等生の留学生だった子は、親を捨て、実家には立ち寄らなくなりました。
繰り返しますが、長い目で見れば、先の人生なんてどうなるかわかりません。
人と比べることになんの意味もないと早くに気づけると、気持ちが楽になります。
そんなことより、わが子が幸せに生きていけるための道筋を親として考えられるといいですよね。
ポイントは、
1)ひとりで子育てしない
いい支援者に、早くに出会うこと。それが先生だったり、児童デイの先生だったり。どのような立場の人でもいいので、二人三脚で子育てを。
2)助けてと言える能力を
困りごとを抱えこまない、人を頼ることができるのも能力の一つ。自分から「困った」を発することができるようになるためには、日頃から親が先回りして「やってあげない」こと。
3)自尊感情を高める
自分がダメな人間と思って生きていくほど悲しいことはありません。人と違っていてもOKと思える人間に。そのために、小さいうちから小さな「できた」を積みかさねること。お手伝いで「助かったわ」のひとことも大切。コンプレックスを抱かせるような致命的な失敗をさせないようにする。
以上は、トビラコがお世話になっている安部博志先生(筑波大学附属大塚特別支援学校)のアドバイスです。
小さな「できた」がいっぱいの年にしましょう。
トビラコ店主より
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おかげさまで、トビラコの療育アロマは出足好調です。関心をもってくださった方、お買い求めてくださった方、ありがとうございます。
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<返信用の封筒にお書きにいただくこと>
1)お届け先のご住所2)郵便番号3)お名前
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<宛先>
〒 145-0065
東京都大田区東雪谷1-12-1
Maison15 203
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