トビラコへようこそ！
これからやることを言葉にすると、手順通りにやったり段取りが苦手だったりする子にはいいらしいですね。
「これから、何をしますか？」
「お掃除をします」
というように。言葉でうまく伝えられない場合は絵カードでもいいそうです。
目標を言葉にして、これからの自分の動きをイメージできるようにするわけです。
実際に、気が散りやすい子などへの療育としても取り入れられているそうです。
気が散りやすい子は、目標に集中できていないから、どこへ向かうのかをはっきりさせるということなんでしょうね。
向かうべき場所がわからないと、途中途中、目に入ったものに気持ちが奪われてしまって、あれ、どこに向かってるんだっけ？ となってしまいます。
これは、まさにトビラコ店主の、今も昔も変わらぬ姿でもあります。なので、to doリストを作って、これからやることを書き出し、優先順位をつけたりしていたことがあります。最近はそれができていないために時間をかなり無駄に使ってしまっていますが。
それはさておき、
よく学校などでは、「今月の目標」を掲げて張り出したりしています。
これを個人、個人で、できるだけ具体的に作ってみてはどうでしょうか。
あるお母さんは、子ども（小４男子、多動）と一緒に考えて
「友だちをたたかない」などいくつかの目標をリストにしていました。
で、帰ってから「振り返り」をします。
ちゃんとできていたら、「◯」をつけて、その日はゲームをしていいということにしていたそうです。
目標と振り返り。このふたつが大事なんだと思います。
目標を掲げるだけではなくて、振り返ってみてどうか。この習慣は、大人になって仕事をするときにも役立つように思います。
小さいうちは、友だちとトラブルを起こさないためのものだったのかもしれませんが、大きくなるに連れて、こうありたい自分というものに近づいて、節目節目で振り返ることができるといいのではないでしょうか。
まずは小さな具体的な目標から。「寝る前に時間割を揃える」でもいいですし。あ、で、その目標はなんのためにというのも同時に考えることが大事。
寝る前に時間割を揃えれば、朝あわてなくてすみ忘れ物も減るから、とか。
ただ、目標を立てるだけではなく、それはなんのために、それができるようにするにはどうしたらよいかまで考えられるといいですよね。
こうしたこと思考回路を作っておいて悪いはずはありません。
トビラコ店主より
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