お知らせ一覧

2018.01.10

トビラコへようこそ!
 
 

「口ぐせは心のくせ」、という話を聞いたことがあります。
 
教えてくれたのは、話し方の先生です。いっときベストセラーを出した方で、お話にも説得力がありました。
 
口ぐせというのは、「くせ」というくらいで無意識に使っている場合がほとんどです。
 
本人も気づかずに使っているけど、きっとこの人、腹の立つことが多いだろうなという口ぐせがあります。
 
「〇〇すべき」という口ぐせです。
 
「こいう場合は、こうすべきよ」、「そんなことすべきではない」とか連発する人は、思い通りにならないことが多くてストレスもたまるのではないでしょうか。
 
世の中必ずしも、その人が考えている「○○すべき」と思わない人だっています。
 
日常的なことでいえば、例えばの話ですが、
 
メールやラインにはすぐ返信すべき
→相手は忙しいかもしれないし、そもそもメールを見ていないかもしれないし。すぐに返信するほどのことでもないと思ったかもしれないし。
 
何かしてもらったらお礼をいうべき。
→感謝の気持ちがあってもお礼を言いそびれることもあります。
 
「母親なら、泣いている子どもを抱っこすべき」
→いやいや、抱っこを嫌がる子もいるし、そのお母さんにはお母さんなりのやり方があります。
 
「自分を苦しめているのは、自分が握りしめている、そのモノサシ」
 
という格言だかなんだかわからない文言が、近所の神社に「今日のことば」として張り出されていたことがありました。
 
「今日のことば」というのは、わりと押しつけがましいことが多くて、しっくりこないのですが、この格言のようなものは納得できました。これは確かにそうですよね。小さなモノサシというのが「心のくせ」であり、口ぐせとも言えるかもしれません。
 
自分はどんなモノサシを握りしめているのか。そのモノサシを手放したらラクになりそうだと思ったら、手放してみてはどうでしょうか。
 
「○○すべき」の口ぐせの持ち主は、じつはトビラコ店主の母親でした。昭和のかなり前半に生まれているので、どっぷり昭和時代の感覚の持ち主です。
 
昭和時代は「〇〇すべき」がじつに多かったのです。
 
一定の年齢になったら女は「結婚すべき」、結婚したら「子どもを産むべき」「家のことをちゃんとやるべき」「姑の面倒は嫁がみるべき」
 
「べき」だらけです。女性と結婚の話ついでにいえば、昭和時代は、女性の結婚適齢期(これも死語)がクリスマスケーキに例えられていたんです。
 
24、25が売り時、26過ぎたら(クリスマスケーキのように)売れ残り。
 
今、こんな発言したら、集中砲火を浴びます。見識を疑われます。昭和を懐かしむのもいいけど、決して生きやすい時代ではなかったと思います。
 
パワハラだって普通にありました。それは「部下は上司のいうことを(たとえ理不尽でも)聞くべき」だったからです。
 
「多様性」という言葉が普通に使われるようになった今の方が全然いいし、この先、もっと良くなるんじゃないでしょうか。
 
「べき」という鎖から、解放されるとラクになります。トビラコ店主の中にもきっとある「べき」を今年は追い出したいと思います。

 

トビラコ店主より

 
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

おかげさまで、トビラコの療育アロマは出足好調です。関心をもってくださった方、お買い求めくださった方、ありがとうございます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【香りお試し便のお知らせ】
 
tobiracoの療育アロマって、どんな香りなの? 
という方のために、「香りお試し便」をお届けします。
 
「香りお試し便」は、
専用の厚紙のスティック(試香紙)に「おだやか」と「きりり」の香りを染み込ませてお届けします。
 
ご希望の方は、返信用の封筒に82円切手を貼ってトビラコ宛にお送りください。
 
<返信用の封筒にお書きにいただくこと>
1)お届け先のご住所2)郵便番号3)お名前
82円切手が貼られていない場合は、お送りできませんのでご注意ください。
 
<宛先>
〒 145-0065
東京都大田区東雪谷1-12-1
Maison15 203
株式会社 tobiraco「香りお試し便」係
 
お申し込みいただいてから、ほぼ1週間以内にお届けできるようにいたします。

発達障害の子のための精油

https://www.facebook.com/tobiraco/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

トビラコが編集した本

【6刷り間近か】『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)

発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)

ーーーーーーーーーーーーーーー