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機転のきく先生とそうでない先生の違いって、結局、子どもの側に立つか学校の側に立つかですね。
昨日、あるお母さんから聞いた話です。お子さんは発達障害（自閉傾向があるのかな、詳しくは聞きませんでした）で、小学3年生の時、保健室で過ごさざるを得ないことがたびたびあったそうです。
当時（今もそうかも）、保健室にいられる時間というのは60分と決まっていました。それ以上になると家に帰されるのだとか。
で、先生が一計を案じました。10分刻みで合計60分ならよしという案です。どうしてもダメというときに10分、またダメというときに10分、やっぱりダメというときに10分というように、10分刻みで６回まで保健室に行くことをよしとしました。
それで、ずいぶんと助かったそうです。でも学年が上がって、担任の先生が変わったら、10分刻みという方法は使えなくなりました。60分という決まりだからと機転をきかせてくれない先生だったそうです。60分通してとは書かれていないにもかかわらず、です。もしかしたら前任者のやり方を引き継ぎたくない。自分が担任になったからには自分のやり方があるという先生だったのかもしれません。
教室の主役はあくまで子どもであり、学校は先生のためではなく子どものためにあるはずなのにな〜と思ってしまいます。
とはいえ、先生を敵にまわしていいことは何もありません。先生とはうまくおつきあいしましょう。何かしてくれたら感謝感謝。感謝の言葉を校長先生に伝えましょう。
そうしたうえで、本当にしてほしいことを先生にさりげなく、でもしっかりとリクエスト。それもこれも、すべては子どものためですからね。
先輩ママたちは、そんな風にして道を切り開いてきました。
トビラコ店主より
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