トビラコへようこそ!
音符が読めなくても楽器は弾ける、ということを知らな人も多いでしょう。
トビラコ店主も、ついこのあいだまでそう思っていました。でもそんなことは全然なくて、ドレミの音階を色にして、音の長さを記号にすると音符なんて読めなくても、楽器を弾けるようになります。
そんな素敵な手法を編み出したのはフィンランドの音楽学校です。知的障害者のための音楽療法として生まれました。音符を色や形にするこの方法は「フィギャーノート(形象音符表記手法)」と呼ばれ、ヨーロッパでは高く評価され小学校の音楽の教科書にも採用されているそうです。
で、この素敵な手法を日本でも普及させようとしてる人たちにお会いしてきました。
「HappyyMuseーはぴみゅーず」という一般社団法人フィギャーノート普及会の会長である松田真奈美さんと、フィギャーノートのおかげでリコーダーが吹けるようになったというお子さんのお母さんです。
松田さんのお話は、いずれトビラコのサイトに掲載しますが、たくさんお聞きした中の要点のほんの一部をお伝えします。
1)音楽の授業が音符の読み取りに偏りすぎてしまうと、楽器を弾く楽しさを体験できず、音楽嫌いの子を増やしてしまう。
2)楽譜が読めなくて楽器を弾けなかった子が、フィギァーノートで弾けるようになると、自信がもてるようになる。
3)音符を読みとれない原因には、主に次のようなものがあるが、理解している先生が少なすぎる。
・五線譜の上に音符が上下して記されていても、その意味がわからない。
・「ド」「レ」「ミ」と楽譜や鍵盤に書いてもその文字を読み取るのに時間がかかって、結果楽器が弾けない。
・眼球の運動に問題があるため、視線を横に移動しながら音符を読み取り、手を動かすのは困難。
フィギァーノートはほんとうに簡単。これを知ってしまうと五線譜を読まずに、フィギァーノートを子供たちは使いたがるかもしれません。それを心配している先生もいらっしゃるとか。
それくらい、楽器を弾くためのハードルが低くなるのです。楽譜を読むのが困難な子のための、合理的配慮としてフィギァーノートは立派に成立するはずで、これを学校が拒む理由はないはずですが、、、。
はぴみゅーずのサイトはこちら。
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トビラコ店主より
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