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療育について、中川信子先生（言語聴覚士）のお話がとてもストンと腑に落ちます。
育てにくいと感じつつも子育てってこんなもんかなと思っているところへ、１歳半健診でいきなり「療育」をすすめられても戸惑うお母さんは多いでしょう。「療育」は入り方がとても大切で、のちのちまで尾を引くとして、中川先生は次のように語っています。
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療育は無理やり押し込められるのではなく、自ら納得して入ることが大切。
（中略）
実は、この療育への入り方がとても大切。地域によっては１歳半健診で言葉が出ないと、即、医療機関の受診をすすめられることがあるそうです。でも、１歳半ではまだまだ判断がつかないことが多く、親も納得がいかないまま、医療機関や福祉のスタッフに不信感をもってしまうことがあります。
「療育」のドアは、人に開けられて、無理やり中に押し込められるのでなく、自らノックしてすすんで入ることが大切。それが、今後の継続したお子さんのサポートにつながります。
１歳半健診や３歳児健診からそのまま「療育」へというより、グループワークや心理相談、言葉の相談などに行ってみる。そこでママの気持ちを聞いてもらい、少しずつ他の子との違いに気づき、「やっぱりそうなのかな」と納得してから入る。そんな「療育」以前のサポートが大切だと思います。
引用：『発達障害 あんしん子育てガイド』（小学館／tobiraco編集）からです。
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療育に入るまでのことを語る人があまりいないような気がしたので、中川信子先生のお話をここでご紹介しました。
トビラコ店主より
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