発達クリニックの小児科医が
開発した日記練習帳
ひとこと日記帳
日記が苦手な子におすすめ!
ノートの質問の答えを記入するだけで日記になります。
©️AMWEC 河野政樹 許可なく複写・転載を禁じます。
作文や日記を書くのが苦手な子のために、虹の子どもクリニック院長河野政樹先生が開発しました。虹の子どもクリニックは小児・思春期の発達障害・心のケアクリニックです。河野先生によると、作文や日記が苦手になる理由のひとつが「日本語の語順」だそうです。日本語は、感情が最後にきます。
たとえば、運動会の作文や日記をかくのでも、朝起きた時から時系列に書いて、最後に「楽しかったです」と、なかなか気持ちにたどり着くことができません。
ひとこと日記は、感情から先に書く方式です。ふりかえりの時間に活用するのもおすすめです。
河野政樹先生のお話
作文が苦手な子どもが増えています。作文が苦手になる理由の一つに「何を書いていいか分からない」ということがあります。日本語の特性として、出来事を思い出す順番と語順が逆になっていることが大きな原因のひとつです。そこで、開発したのが「ひとこと日記」です。
人の記憶の想起に大切なのは、感情です。その感情から辿って文章を作成していく。それを毎日、ひとことひとこと積み重ねて練習していく。
毎日の保護者の皆さんや先生方からのコメント、そして、シール、ご褒美チケットの活用でさらにモチベーションがあがるというものです。
モチベーションがあがる、スタンプとごほうび。
できたら、毎日、スタンプ。1週間ごとにごほうび。ごほうびの内容は子どもと話し合って横に書いておきましょう。
<よくある質問>
Q.
「つなげてみましょう」と「まとめてみましょう」はどう違うのでしょうか?
A.
●つなげてみましょう:1~6を書き終わったら、文章をそのままつなげて書きます。
●まとめてみましょう:つなげた文章を声に出して読んでみます(家族の人と一緒に読んでみるのがおすすめ)
→読んでみて、文章のおかしいところや違和感があるところを添削、順番が違うところを入れ替える、
または、接続詞を使ってつなげてみる、それぞれの文章を補足する単語を増やす、またはいらない単語を減らすようにします。
例)
1.うれしかった 2.昨日の夜ご飯を食べたとき 3.家 4.家族 5.誕生日をお祝いしてもらった
6.うれしかった、昨日の夜ご飯を食べたとき、家、家族、誕生日をお祝いしてもらった。
7.昨日の夜ご飯のときに、家で家族のみんなに誕生日をお祝いをしてもらって、ケーキも食べることができてうれしかったです。
5W1Hを意識して文章をまとめてみるのもいいかもしれません。もう少し、具体的に文章を長くする場合は、「バースデーソングをみんなで歌った」「○○才の誕生日」「おめでとうと言ってもらった」「プレゼントをもらって」「大好きないちごケーキ」のなどのお祝いの状況の言葉を入れてもいいかもしれません。文章が長くなる場合は、1文ではなく2つや3つに分けてもいいと思います。具体的な状況を思い出せるよう、周りが言葉がけをするのもいいかもしれません。
送料は7冊まで全国一律385円
【領収書発行について】
但し書きについてもご記入ください。領収書の日付は、クレジットカードの場合は注文日、銀行振込の場合は入金日となります。
<商品仕様>
●サイズ A4(W:210×H:297㎜) ●ページ数 35ページ(日記ページ) ●監修 河野政樹(AMWEC代表 虹の子どもクリニック院長)●発行 一般社団法人日本医療福祉教育コミュニケーション協会(AMWEC) ©️AMWEC 河野政樹 許可なく複写・転載を禁じます。