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トビラコへようこそ!
『発達障害を生きる NHKスペシャル取材班』(集英社)は、強くおすすめしたい本です。
この本は、NHKスペシャル「発達障害 解明される未知の世界」(昨年5月放映)で放映された内容と放映しきれなかった内容も含めて、とても読みやすくまとめられています。
語るのは、当事者、当事者の親、専門家、そして取材したディレクター。番組に寄せられた声(放送前と放送中とあわせて6700通ものファックスが寄せられたとか)も紹介されています。
この本に登場する河高素子さんは感覚過敏、自閉スペクトラム症などさまざまな特性を抱えています。
感覚過敏の特性の一例として・・・
・水に触るのが苦手。シャワーを浴びることができず、学校では雑巾を絞ることができなかった。
・触られるのが苦手。母親と手をつなぐことができなかった、友達と手を繋いだりハグしたりができなかった。
・光が眩しすぎる。白い紙に書かれた文字が読みづらい。
・音に敏感。スーパーの冷蔵庫の音、エアコンの音、蛍光灯のチリチリ音などが、まわりの音と同列に聞こえる。
まだまだあるのですが、この辺にしておきます。これらの困りごとをどう解決したかも語られています。
他にも、学習障害、二次障害、就労などがそれぞれ当事者から語られています。深く掘り下げながらも専門分野の蛸壺に陥らない本です。ぜひ手にとってみてください。
本に登場した河高素子さんの母親の康子さんは、放課後等デイ「ソラアル」設立者。このコーナーでは何度もご紹介していますが、tobiracoの「トーキングゲーム」「かえるカード」を一番先に買ってくれた放課後等デイ。以来、ずっとお世話になっています。
ディレクターで、この本をまとめあげた一人でもあるNHKの生出(おいで)知佳さんはtobiracoにも足を運んでくれたことあります。
生出さんはあさイチも担当しています。あさイチで「コミュニケーション」がテーマの回に、「トーキングゲーム」について4時間くらい熱心に取材してくれました。その後、トーキングゲームの考案者である安部博志先生のところへも取材。さらにトーキングゲームを使っているいくつものご家庭も取材していましたね。
裏話的になるのですが、有働さんと井ノ原(イノッチ)さんは、番組の打ち合わせも熱心にされていたそうです。特に井ノ原さんはご自分が納得いくまで何度でもディレクターたちに聞いたといいます。
じつは、発達障害についていも深く理解した上での司会だったのです。だから、あのような暖かな番組になったのだと思いました。このことをどこかで言いたいと思っているうちに、番組を離れてしまったので、いまお伝えしました。
トビラコ店主より
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サイトオープン1周年「ありがとう!」キャンペーン実施中。
毎月3名様にtobiracoオリジナル商品を1点さしあげます。
詳しくは、こちらを。
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【香りお試し便のお知らせ】
tobiracoでは、発達障害の子のための「補完医療」として療育アロマを発売しています。
tobiracoの療育アロマって、どんな香りなの?
という方のためには「香りお試し便」(費用は切手代のみ)をお届けしています。
「香りお試し便」は、
専用の厚紙のスティック(試香紙)に「おだやか」と「きりり」の香りを染み込ませてお届けします。
ご希望の方は、返信用の封筒に82円切手を貼ってトビラコ宛にお送りください。
<返信用の封筒にお書きにいただくこと>
1)お届け先のご住所2)郵便番号3)お名前
82円切手が貼られていない場合は、お送りできませんのでご注意ください。
<宛先>
〒 145-0065
東京都大田区東雪谷1-12-1
Maison15 203
株式会社 tobiraco「香りお試し便」係
お申し込みいただいてから、ほぼ1週間以内にお届けできるようにいたします。
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トビラコが編集した本
【6刷り間近か】『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)
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