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2019.01.03

トビラコへようこそ!
 
 

同じことを言っているのに、子どもに伝わりやすい人と伝わりにくい人がいるのはなぜ?
 
こんな質問をある放課後等デイサービスのベテラン支援員に聞いたところ、意外な答えが返ってきました。
 
「それは、声かもしれない」
 
「大きすぎない声」「やさしいトーンの声」を子どもたちは好むというのです。
 
これは目からウロコでした。確かに聴覚過敏のある子は大きな声はダメでしょうね。どんなにいいことを言われたとしても、声が大きいというだけでビクッとしてしまいます。
 
トビラコ店主も一時的な聴覚過敏に陥ったことがあり、その時は男性の大声は恐怖の対象でしかありませんでした。当時(いまも少し)、男性の大声に「暴力性」を感じてしまっていたからです。
 
そういうえばこの放課後等デイで、こんなことがありました。
 
かえるカード」のオリジナルをみんなで作ったときのことです。どんなことを言われると傷つくか、どのように言い換えるとそれがポジティブに捉えらえられるかを子どもたちと職員とで一緒に考えました。
 
職員のなかに「声が小さい」と言われると傷つくという人がいました。「声が小さい」をどうポジティブに捉えるか。
 
たくさんのポジティブな見方が出てきました。
「やさしい声だね」
「セクシーな声だね」
「繊細な心の持ち主だね」
などなど。
 
この放課後デイの子どもたちにとっては「声が小さい」ことは、もともとあまりネガティブに捉えていなかったのではないでしょうか。
それよりも「声が小さい」=「やさしい」「繊細」と感じていたのだと思います。
 
耳が遠い人に話しかけるわけでもないのに、大きな声を出す必要はないわけで、むしろ大声は威圧になることがあります。
 

「相手に合わせて声のトーンを変えることができるのが大人」。
以前、内田樹さんにインタビューした時にこのような話をされていて、なるほどと感心した覚えがありました。
確かに子供は相手が誰であっても、声の大きなもトーンも同じですね。
 
 
 

トビラコ店主より

 
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